校長挨拶
更新日:2025年06月09日
4月より、校長として着任しました本間 洋です。どうぞよろしくお願いいたします。
4月9日の入学式で69名の新入生を迎え、令和7年度は全校児童561名、教職員50名でスタートしました。
私が教師をめざしたのは、小学校4年生の時でした。その時の担任は、よく子ども達と遊んでくれて、話を聞いてくれる先生でした。その時“こんな先生になりたい”と思ったのが教師を目指したきっかけでした。担任をしていた時のモットーは、【楽しくなければ、学校じゃない】でした。それは今も変わっていません。
ただ、ここでいう楽しいというのは、もちろん好き勝手に自分だけが楽しければいいというものではありません。分からなかったことが分かる楽しさや、新しいことに挑戦してできた楽しさ、友だちと協力して何かを成し遂げる楽しさ、苦しかったけど逃げないでそれを克服した楽しさなど、いろいろな楽しさを子ども達が味わえる学校にしていきたいです。そして子どもたちが笑顔で、学校へ行くことが楽しみだ、と思える学校にしていきたいと思います。
4月1日の職員会議で、職員全員で学校教育目標を真剣に考えました。【将来、子ども達が自分らしい姿で社会参加できるようになるために、必要な力は何か】ということを一人一人考え発表してもらい、その後、グループで話し合いました。最終的にできあがったものが、【自他共に大切にし、考えて行動する子どもの育成】でした。そして合い言葉を【大事な自分、大事な友だち、I’m OK , You’re OK】としました。
まずは自分のことを自分でちゃんと受け入れられるようにする、そのためには自分のいいところ、得意なことは何だろう、それをちゃんと自分で認めて強みとして生かしていけるようにする。それと同時に、自分の苦手なところや弱さも自分で認め、受け入れて、【こういう部分もあるけど、自分は自分でいいや】と思える子に育てていきたいと思います。同じように、自分だけではなく、友だちのことも大切にして、I’m OK , You’re OK. ありのままの自分を好きになり、同じように友達のことも大切にできるようにしていきたいと思います。
最後に、学校教育の最終的な目的は、子ども達の生きる力を育むことです。楽しいことやうれしいことだけでなく、時には苦しいことやツライ経験をすることもあると思います。大切なことは、そういう経験をしたことで心が折れてしまうのではなく、そこから立ち直れる力、レジリエンスを育てていくことです。そのためにも保護者の皆様の力が必要です。子ども達は保護者の方に苦しい気持ちを受け止めてもらうことで、また頑張ろうと思えるようになります。保護者と学校がお子さんを育てていく仲間として一緒に進んでいきたいと思っています。
1年間どうぞよろしくお願いいたします。
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