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校長挨拶

校長挨拶

                                        

成田市立大須賀小学校

 校長  鈴木弘之

 本校は,今年度創立112年目を迎えました。千葉県成田市大栄地区にある伝統ある小学校です。

 大栄地区は成田市の東部に位置し,東は香取市,南は多古町や芝山町,北は神崎町に隣接しています。本校学区は標高5~10メートルの等高線によって,低湿地と台地に分かれており,大須賀川地域は水田地帯を形成しています。農村地帯ですが,近年は専業農家は減り兼業農家が多くを占めるようになりました。

 保護者の教育に対する関心は高く,PTA活動にも大変協力的です。新興住宅地がないために,代々大須賀地区に住んでいる方が大勢を占めています。そのため学校を温かく見守ってくださる気風が代々受け継がれています。運動会やマラソン大会後のもちつき大会などの行事にも,たくさんの保護者の方々が協力してくださっています。

 伊能地区を中心に無形文化財として保存されてきた「伊能歌舞伎」には本校の児童も参加しており,発表会で子ども歌舞伎を披露しています。地域の高齢者との交流は大須賀地区社会福祉協議会と連携し,1・2年生は「花植教室」,3・4年は「グラウンドゴルフ教室」,5・6年生は「しめ縄作り教室」をそれぞれ開催する中で深めています。冬季に行われる綱引き大会では,地区青少年相談員や保護者協力員の方々が中心となって練習をすすめてくれます。昨年度,台風で壊れた学校のビニルハウスを地区消防団の方が修理してくださいました。このように,地域の多くの方々に支えられています。 

 本年度は全校児童49名です。年度末には閉校を迎え,令和3年4月1日には大栄地区にある5つの小学校と1つの中学校が統合し,義務教育学校「大栄みらい学園」として生まれ変わります。大須賀小学校としては最後の1年となりますが,本校のよき伝統「あいさつ,返事,元気,ボランティア」を大切にして,一人一人のもつ良さが,きらり輝く児童の育成に取り組んでまいります。

 本校へのご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。            

                   鈴木弘之

                                    

 

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