創立40周年記念の年　自ら未来を切り拓く力を伸ばしていこう

　昭和60年４月に開校した玉造中学校は、今年、創立40年目を迎えます。印旛沼に近い、成田ニュータウン北部に位置しており、生徒数210名、10学級（４月１日現在）の学校です。学校教育目標は「徳・知・体の調和が取れ、未来を切り拓く力をもった生徒の育成を図る」。生徒は「当たり前のことが当たり前にできる」をスローガンに日々学習活動に励んでいます。

　「これからの学校には，教育の目的及び目標の達成を目指しつつ，一人一人の生徒が，自分のよさや可能性を認識するとともに，あらゆる他者を価値のある存在として尊重し，多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え，豊かな人生を切り拓き，持続可能な社会の創り手となることができるようにすること（新学習指導要領）」が求められます。さらに、Society５.0の実現のためには、今までとは違った価値観や能力を身につけ、伝統的な教育に加えて未来を拓き、社会を支える力を本校の生徒には伸ばしたいと考えております。すなわち、ICT技能の身長や非認知能力の獲得です。試験や数値で表すことが難しい力ですが、本校の生徒は高い可能性が備わっているものと感じています。家庭や地域、学校との相互理解や協力が不可欠になります。ご協力いただけるよう力を尽くしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　成田市立玉造中学校 校長 荒川 博