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校長挨拶

学校長挨拶

 

  今年度も引き続き西中学校の校長となりました藤﨑です。

  西中学校が子供たちを育てるために大切にしていることは「心を耕し、種をまき 水をやって大切に育てる」 ということです。心を耕すとは、心を柔軟にすることです。柔軟な心に、たくさんの知識の種をまく。その種は、柔軟な土壌ですくすくと育っていくはずです。子供たちの可能性を広げることは、「種を蒔くこと」だと思っています。

 「種を蒔く」の「蒔」という字は「くさかんむり」と「時」という字で出来ているのですが、花が咲くまでは文字通り長いこと時間をかけて待ってやらなければなりません。そしてなにより、種を蒔かなければ芽を出すことも花を咲かせることも絶対にありません。

 カチカチに固まった土壌には肥料は浸みこまない。耕すことに一所懸命でも種をまかなければ、何も育ちません。また、一人一人の子供たちの状況もそれぞれです。心を耕している子、種をまいている子、種をまいて芽が出ることを待っている子、一人一人がんばっている場面は異なっているのが当たり前です。

 種まき中なのに「花がさかない」と焦っている子もいます。どんな花が咲くか、期待を込めてしっかり見守り、待つことも必要です。

 西中学校は、こんな頑張っている子供に寄り添い、一瞬一瞬を大切にして誰一人取り残すことのない学校を目指して前へ進み続けたいと思います。新たな取り組みも積極的に取り入れて、未来の社会の創り手となる子供たちを大切に育てていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。

                                                               成田市立西中学校

                                                               校長  藤﨑 修治

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