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校長挨拶

 下総みどり学園は、平成26年度に下総地区4小学校1中学校が統合し、小中一貫教育校としてスタートしました。平成29年度からは義務教育学校となり今年度で9年目になります。

 本校は、小学生と中学生が一緒に生活している学校で、中学1年生を7年生、中学3年生を9年生と呼んでいます。各学年が交流しながら様々な活動をとおして、子どもの良さと可能性を引き出し伸ばす学校です。日々の縦割り班での清掃活動や、全校一斉に行う体育祭・音楽祭など、様々な異学年交流は、良好な人間関係の構築を図ります。1年生から9年生が一緒に生活することで、上級生は優しく、思いやりの心が育まれ、自己肯定感が高まります。下級生は、上級生に憧れの気持ちを抱き、向上心や自主性が養われます。

 今年度の学校教育ビジョンは、9年間を一体のものと捉え、発達段階を踏まえた一貫性の高い教育を行います。そして、義務教育学校修了後の姿として、自己を確立した自立した大人の育成を目指します。そのために、前期・中期・後期の各ブロックで段階的に身につける必要な力を次のように設定しました。

 前期:学習や、集団生活に必要な基礎・基本を身に付ける⇒自分と向き合う

 中期:自ら学ぶ習慣や、良好な人間関係を築く力を身に付ける⇒他者と向き合う

 後期:進路決定に向け、自律と自立に基づいた、行動・言動を身に付ける⇒将来や社会と向き合う

 このように、各ブロックのねらいを明確にすることで、「9年間の連続した学び」の具現化を図ります。

 また、今年度の合い言葉を『ボランタス(Voluntas)』としました。本校の子どもたちは、素直で何事にも全力で取り組むことができます。さらに、一人一人が伸びていくために、自分で考え判断し行動できる主体性を身につけてほしいと考えました。これは、教職員も同じです。児童生徒も教職員も『ボランタス』を合い言葉に、ともに成長してまいります。そして、開校当初にスローガンに掲げた『日本一仲良しの学校』を目指します。336名の児童生徒一人一人が、一日一日を大切に過ごし、多くの学びを通して、自信を持って伸長できるよう、職員一丸となって努め、支えてまいります。また、保護者・地域の皆様との協働で、子どもたちの教育活動を推進してまいりたいと考えます。今後とも本校の教育活動へのご理解とご協力をお願い申し上げます。

                                                                                                令和7年4月 校長 大德 正博

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